住んでみてその面白さを感じられる街、東京
地方から東京に出てみて驚くことがいくつかありますが、まずはその人の多さに愕然とします。
特に進学や就職で初めて東京で暮らすことになった人には通学・通勤の電車の混雑はテレビなどの情報からイメージはできても、実際に体験してみるとその想像をはるかに超えていたという人もいるでしょう。
東京駅や新宿駅などの大きな駅の中は端から端までどこまで続くのだろうと思うほど広く、出口も何箇所もあって迷うこともしばしばです。
目的地に辿り着くまでの移動だけでぐったりしたことも何度もありました。
しかし、東京スカイツリーや東京タワーなど「これぞ東京!」といった建物や景色を見たり、有名な飲食店やショップ、地方では目にかかる機会の少ないものに身近に触れることができると「あぁ、東京に住んでいるんだなぁ」と実感します。
東京で住んでみてわかったことを、良い面も悪い面も含めて紹介します。
巨大ダンジョン?!新宿駅
東京の大きな駅で、一番迷いやすいと言われているのが新宿駅です。
新宿駅は東京の副都心である新宿に位置するターミナル駅で、1日平均の乗降者数が日本だけでなく世界一になるほど人の動きが激しい場所です。
新宿駅にはJR東日本や京王電鉄、小田急電鉄をはじめ、東京地下鉄、都営地下鉄といった主要な路線の駅があり乗り換えで利用する人も多くいます。
乗り入れている路線の数や人の多さだけでなく、駅自体の構造の複雑さからネット上では「ダンジョン」「魔窟」と言われることもあり、全体像を把握するのも一苦労です。
ひとまず、通勤で利用する場合にはまず自分が使う路線だけを押さえてそこを攻略できるようにしましょう。
改札の多い新宿駅で間違えやすいのが、JRの新宿駅南口と新南口です。
別の場所にあるので待ち合わせをする際には気をつけましょう。
しかし、以前より便利になった点もあります。
今まで高速バスの乗り場が駅周辺に点在していて非常にわかりにくかった新宿駅ですが、2016年4月4日に国内最大規模の高速バスターミナル「バスタ新宿」が新宿駅南口にオープンし、まとめられました。
これにより、1日の発着便数は最多で1625便、118社のバス事業者によって北は青森県から南は福岡県まで全国39都道府県を新宿と結ぶことになります。
旅行や帰省に高速バスを利用する時に便利になりそうですね。
旬のイベントや催し物がたくさんある
東京で暮らすと、ほぼ毎日どこかで何かしらのイベントが行われています。
その数は地方と比べたら圧倒的に多いです。
地方で住んでいると、なかなか東京まで遠征するのが難しく悔しい思いをすることも多かったのですが、東京にいれば参加できるチャンスは増えます。
興味のある分野はネットや雑誌などでチェックしてみましょう。
東京国際展示場や千葉の幕張メッセなど大きな展示場へのアクセスも良いので大型のイベントにも参加しやすい点が魅力です。