マナーを守りましょう!
上京した時に感じるギャップとして良く取り上げられるのが、
公共交通機関のマナーについてです。
地元では常識の事が東京では非常識であったり、またその逆も良くある話です。
しかしながら「郷に入っては郷に従え」
上京したからには、その土地の公共交通機関のルールをしっかりと覚えていく必要があります。
ルールを外れてしまうと、その気がないのに周りの人に不快感を与えたり、
他人から批判されたりしてしまいます。
ここでは、上京を機に覚えておきたい、公共交通機関のルールや心構えについてご紹介しましょう。
エスカレーターと電車内のドア
まず公共交通機関に限った事ではありませんが、
エスカレーターに乗る時は、左側に立つのが暗黙の了解です。
大阪などの関西圏の場合は右側に立つのがマナーですので、
中にはビックリされる方もいらっしゃるようですね。
特に朝のラッシュ時の駅などは、エスカレーターに右側は急いでいる方が
追い越していく事も多いため、気を付けましょう。
また、エスカレーターと通じるところがありますが、譲り合いという意味で
是非実行したいのが、込み合った電車内でドア付近に立っている場合は、
他の人が下りる時に一度自分も降りて、再度乗り直すという事です。
自分が降りないからといってドア付近で踏ん張ったり、
人の流れに逆らって電車内に移動したりするのは、邪魔なだけではなく大変危険です。
リュックなどの荷物や、電車を降りる際は…
また、電車に乗る時の注意として忘れがちなのが、
リュック系の荷物は混んでいても空いていても、足元に置くか網棚にのせるという事です。
リュックは両腕がフリーになるため、電車内でも大変重宝するものですが、
狭い限られた空間の中で二人分の厚みを取ってしまうものとなっています。
特に朝のラッシュ時にリュックを背負ったまま電車内に乗り込むと、
周りから白い視線を受ける事になりますので、要注意です。
そして、ついついやってしまいがちなのが、混雑した電車に乗っている時に、
自分の降車駅に就く前から降りる準備をするという行動です。
降車駅近くでスムーズに降りられるようにと、開いている空間をぬって出口近くに
移動しようとする方もいらっしゃいますが、周りの人にとっては非常に迷惑な行為です。
混雑している電車の場合「降りられなかったらどうしよう……」なんて不安が出てきますが、
慌てなくて大丈夫です。
人の流れに乗りさえすればスムーズに降車できますので、
急がず慌てず、どっしりと構えておくくらいの心構えでいましょう。