東京の路線バスは前のり?
東京都内の路全バスは、ほぼ前から乗って後ろから降りるというスタイル。
地方の方はこのスタイルに驚かれます。
私自身、初めてこれを知った時には驚きました。
関東地区以外では当たり前のように、後ろから乗って前で運賃を支払い前から降りることが当たり前だからです。
実は、東京の路全バスは運賃均一性のため前のり前払いが多く、関東周辺を覗けば名古屋、関西の一部などで同じスタイルとなっています。
他では、いくら運賃が均一でも後のり後払い制です。
大阪市バスは全路線が均一性となっていますが、後払いです。
このシステムにはちょっと理解しづらい方も多いと思うので、今一度東京の路線バスについて。
乗り方やおり方、料金の支払い方をご紹介しておきます。
路線バスの乗り方・料金支払い方
まず乗車時は前方の扉から乗車します。
そして運賃を所定の料金機に入れます。
運賃以上の金額を入れると自動的に清算されておつりがでてきますので、そのおつりを取ります。
席に座ります。
複数の紙幣や硬貨で支払いをする場合は、まず小さい金額から投入します。
たとえば、210円を500円玉と10円玉で支払う場合は、先に10円玉を入れなければおつりとなってでてきてしまうからです。
紙幣での運賃は千円札のみ使用できます。
複数名で乗車し、料金をまとめる場合は乗務員に声をかけるとまとめて払うことができます。
旧500円玉や旧紙幣は料金機が読み取ることができません。
他の紙幣や硬貨を使用する必要があります。
降りる時は後者ボタンで乗務員に伝えます。
バスが止まったら、後ろの扉から降車します。
ICカードでの利用はまた異なります。
この乗降スタイルは、東京23区での前のり、前払いのスタイルです。
多摩地区などではまた異なります。
後ろから乗って、後払いとなっています。
後のりと言っても扉はバス中央部分にあります。
整理券を取って乗り、降りる際に料金を支払うこととなっています。
ついでに、バス内に持ち込める物についても紹介しておきますね。
バスに持ち込める物は決まっています。
縦横、高さの合計が100センチ以内のものです。
また、重さは10キロ以内の物。
1個だけ手回り品として持ち込むことができるので、もしそれ以上の手に持つがある場合はお連れの方が必要です。
車内には動物や死体、危険物、ドアや通路、非常用扉をふさぐ可能性のあるものを持ち込むことはできません。
これから上京しようと考えている方もそうですが、初めて東京にきた際にはバス乗車方法に注意しましょう。
また、運賃均一のところだと、前のり前払いが当たり前ですがまたバスの種類が違えば乗り方も違うので、それぞれ確認してください。