1日遊び倒すならフリー切符を賢く使おう
都内であちこちのエリアを動き回る場合、移動するための交通費が結構かさんでしまうことがあります。
また、ICカード乗車券(SuicaやPASMOなど)を持っていないと乗車の度に乗車券の購入が必要になり余計な時間もかかってしまいます。
都内の交通機関では様々な1日乗車券があるので、それを使ってお得に楽しむプランを考えてみてはいかがでしょうか。
都電一日乗車券でぶらぶら散歩
東京の景色をのんびり楽しみたい、今まで知らなかった場所も訪れたいと思ったら、都電荒川線に乗ってみてはいかがでしょう。
都電荒川線は三ノ輪橋から早稲田まで12.2km、30の停留所をおよそ1時間かけて走る路面電車です。
車道を走る区間は王子駅前~飛鳥山までと短いですが、専用の軌道を走る間は都会のビル群の隙間にある、どこかノスタルジックな景色をのんびり楽しむことができます。
一両編成、ワンマンの小さな車両は可愛らしい姿をしているので女性にもぜひ乗っていただきたい路線です。
荒川遊園地前徒歩3分の「あらかわ遊園」は都内で唯一の区立遊園地で、小さな遊園地ですが自然が多く、都会の中にいるのに空が広く感じられる場所です。
荒川車庫前停留所では荒川線を走っている車両が停められている姿が見られます。
停留所前の「都電おもいで広場」では旧型車両の展示もあります。
疲れて甘いものが食べたくなったら、庚申塚停留所のホームの中にある「いっぷく亭」に入って一休みしてはいかがでしょうか。
都電荒川線名物となっているおはぎの他にも焼きそばやそばめしもあるのでお腹を満たす事もできます。
都電1日乗車券は大人400円、子どもは200円で購入できます。
前売りもしていますが、当日乗車でも1日乗車券は車内で販売しています。
また都電荒川線の他、都営地下鉄、都バス、日暮里・舎人ライナーの乗り降りが可能な1日乗車券、「都営まるごときっぷ」もあるのでこちらも便利です。
こちらは大人が700円、子どもは半額の350円です。
東京メトロの1日乗車券がリニューアル!
東京メトロの1日乗車券が2016年3月26日に「東京メトロ24時間券」に変更されました。
これにより、今までは使用日の始発から終電まで1日有効だった使用期限が、使用開始から24時間有効になります。
夕方以降に出かける場合に使いにくかった1日乗車券も、日付が変わっても使用後24時間まで有効なので、夜に出掛けて次の日の昼間も遊ぶという時にとても便利です。
新宿や池袋、銀座に渋谷など主要な駅はほとんど通っているので、ショッピングやちょっとしたお出かけでも計画的にコースを練れば元を取る事もじゅうぶん可能です。
東京メトロのすべての路線で利用可能な東京メトロ24時間券は大人が600円、子どもは300円です。