アクセスの良さ、家賃をしっかり把握しておく
地方からやってきた人にとっては、地図で見る東京はかなり小さいので、どこに住んでもすぐに自分の職場や学校などに行けるような気がしてしまいますが、住む場所を間違えてしまうと、同じ東京都内でも、職場や学校から自宅まで1時間以上かかってしまう場合がありますので、住まいを決める際にはしっかりと土地勘をつけて、住むところを吟味しましょう。
新宿近辺に住みたいと思っても、新宿は家賃がすごく高いので、6畳一間で7万円から8万円なんていうのはザラ。キレイなマンションになったら、ワンルームで13万円以上することもあります。
いくらアクセスがよいといっても、そんなところに住んでしまったら、家賃を払っただけであなたの初任給はスッカラカンになってしまいますし、学生だったらとても住むことができませんよね。
都心から少し外れた場所が狙い目
通う学校や職場が新宿に近いときは、中野区などに住居を定めると、少し家賃が下がります。
バスで5分くらいで新宿駅まで行けるところもあるので、そうなるとかなり通勤や通学も楽になりますね。
中野区は住まいの種類もさまざまで、キレイなマンションもあれば、すごく古いアパートもあり、古くなればなるほど、もちろん家賃も下がります。
あまり住居の新しさなどが気にならないのであれば、古いアパートに住むのもアリかもしれません。
渋谷界隈に住みたいときは、田園都市線沿線で、多摩川を超えた神奈川県であれば、一気に家賃が下がります。
神奈川県といっても、急行で渋谷まで20分くらいで行くことができますので、かなりアクセスはよいです。住まいにこだわらなければ、ワンルームで5、6万円の物件もありますので、初めての一人暮らしにはもってこいかもしれません。ただし電車がすごく混むので、田舎育ちで満員電車に乗ったことがない方は、カルチャーショックを受けるかも!?
東横線沿線に住みたい場合も、神奈川県に入ると若干家賃が安くなりますが、田園都市線沿線に比べると東横線沿線は少し家賃が高いかもしれません。
いろいろなおしゃれな街が集結しているということもありますが、東横線もさまざまな場所に一本でいけるので、かなり便利な沿線だということもあるでしょう。
ただ、駅から離れても問題無ければ、安い物件も見つかるかもしれませんので、根気よく探してみて。
まず、どこに通うことになるのかを明確にして、さらにそこからアクセスがよく、家賃が予算内の物件を探す。これを基本に新しい住まい探しをしてみましょう。